メックロックシステムは、イタリアで多発する自動車窃盗に業を煮やした損害保険会社から、確実性の高い盗難防止装置の設置を強く求められた、 ドライバーからの要望に応えて、1989年イタリアで誕生しました。この装置は、警報でも又GPSを使用した物でも有りません。車両本体の移動そのものを不可能にした、盗難装置です。


■ Meck-Look オフィシャルサイト ■

■Meck Lock システムについて■

本装置は、油圧式のブレーキに設置し、この鍵をセットしない限り動かなくなるというシステムで、確かにブレーキ回路を操作しますが、 システム自身に変更を加えるものではないため、陸運局に届け出の必要な改造には当たりません。設置には当社の技術指導を受けた、 陸運局認証工場のみにて行うため、マニュアル通りに行えば、一切問題は起こりません。この装置は警報でも、GPSでもありません。 ただ、単純に車が動かなくなるというシステムです。この最も大きな利点は、この装置を発見されても、取り外しに要する時間が長くなり、 更に盗難が困難になるということです。イタリアではこのメックロックシステムを装着した車両が約5万台になりますが、完全盗難に遭った事例は皆無です。


メックロックシステムの使用しているシリンダーは、安全な鍵として有名なフランスのHF Securite社製で、 このシリンダーキーは2千万通りの組み合わせが可能なもので、メーカー以外の複製は殆ど不可能です。製品には一年間の保証をしており、 鍵の差込口からのドリリングに対しそれを撥ね返す、鋼鉄を使用しています。


メックロックシステムは全メーカー(国内・海外)全モデルに装着可能です。システムの安全性においては、 ドイツの権威あるテスト機関TUVやCE(ヨーロッパ規格)ABE(ドイツ交通省)EEC(EU域内規格認可製品)あるいは、 ANIA(イタリア保険機構)で、製品の優秀性を認められ、あるいは認可を得ております。本製品はイタリア製ですが、 イタリアより厳しいドイツ交通省の認可を得ていることに注目下さい。

メックロックシステムは油圧式・エアー式回路のすべての車両に設置可能です。自動車以外の車両(建設機械)にも多く設置されています。 日本でも建設重機の盗難が増加しております。自動車よりも盗難が簡単に行なわれているのが重機なのです。このシステムを搭載することで、 盗難防止と安全管理向上に繋げることも可能でしょう。


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メックロックシステムは、掘削機・パワーショベル・フォークリフト等に装着することにより、別な面から評価を受けています。 つまり、窃盗団から守るだけでなく、公認されたオペレーター以外が運転出来なくすることによって、事故をある程度未然に防ぐことが出来るからです。 その例として、NOLO italia(キャタピラのレンタル専門店)は、全ての所有車に搭載しておりますし、数多い我々の顧客の中でも、 JCB・komatu・Fiat Hitachi・CGT(キャタピライタリー)から大きな評価を得ています。2001年は、新たにキャタピラーイギリスへ直接納入することになりました。


ヨーロッパの自動車メーカー(トラック部門)でのIVECO Spa Torino公認サプライヤーです。 この他メルセデス・ボルボ・ルノー等のディーラー・レンタル車のサプライヤーとしてメックロックシステムが奨励されています。


重機のように未整備な場所で使用しても、シリンダーキーは2重構造になっているため、鍵の脱落も心配ありません。一台に3本のキーがセットされます。 国内での重機盗難も増加の一途を辿りつつあります。また各メーカーでも盗難に対する確実な制御装置等がありません。安全管理のためにもメックロックシステムをお薦めいたします。